Logical Rabbit.

さくらのVPS

自作PC

自宅PCの消費電力測ってみた。

前々からAtomコアの小型PCにLinuxつっこんで24時間運用とかやっていたのだけど、最近KVM用にCore i7機を仕入れたのと、Windowsマシンでも普段はメールとWebしか使わないのでいっそ余ったPCにLinuxデスクトップ構築すれば良いのでは? と思い、改めて消費電力とか調べてみた次第。

後はまぁ、メール&Web用マシンは自宅PCよりVPSでも使ってたほうが安くないか?とか。

調査方法は、以前購入してたエコワット(T3T-R1)を接続して24時間程度連続稼働させて記録をとる、というもの。エコワット自体簡易計測なのはわかっているのですが、買い替えようにも結局一般向けの機材はどれも簡易計測だし、本格的なのに手を出すほどでも無いし…という感じで。

エコワットはエコワットで、本体を電源断しないとリセットできないっていう使いにくさがあるんですけどね…。電源断すると当然計測対象機器も電源断するので、連続稼働させたい機材には向かないし。

計測は24時間あたりは意識して記録してますが、後はわりといい加減で「気づいたとき」記録してる感じ。まぁ平均とって時間当たりの消費電力が同じくらいなら良いだろうと。

調査結果
 時間あたり消費電力(kwh)1か月あたり消費電力予想(kw、1か月30日計算)1か月あたり電気料金予想(円)
ASUS C60M1-I
+8GBメモリ+3.5"HDD×1+200w電源
0.08661.921,171
ASROCK H87 PRO4+core i7 4770
+GIGABYTE GV NX66256DP
+32GBメモリ+3.5"HDD×2+500W電源
0.08158.321,115

電源系とかの型番きちんと記録してませんが、一応世代的には200W電源のほうが新しいし、そもそも電力を喰う要因のHDDとかメモリとかグラフィックボードが多いCore i7のほうが消費大きくなるはずなのですが…。さすが4世代Core i7と言うべきなのか。

どちらもほぼアイドリング状態でつけっぱなしにしてますし、これで何か作業させたら消費電力増えてくるのでしょうが、まぁ1000円/月くらいになりそうな感じです。Core i7のほうは元々物理PCでないとやりづらいKVMの運用ノウハウ習得用なのでまぁ自宅PCのまま使うとして、メール&Web用マシンとしてC60M1-Iのほうを24時間稼働させるなら、VPSで処理させておいて必要時にアクセスしたほうが安く上がりそう。

後は、以前動かしていたAtom 330の機体でどのくらいの消費電力になっているかですが、こいつそろそろファンとかが怪しげになってきたし、パワー的に使用に耐えられるか、という疑問も…。

さてはて、どうしたものか。

KVM用PCを構築。

今本業のほうでKVMベースのVMを運用する仕事をやってるのですが、今までVMWareやWin7添付のVirtual PC、最近だとVirtualBoxは扱っていたものの、KVMはやってなかったので多々手間取ることに。

結論を言うとここ1週間ほどのたうちまわって仕事はほぼ終息したのですが、この手のものは日頃から弄っていないと忘れるのと、今後も似たような仕事をやる可能性が高そうだと思い、この機会に自宅サーバーを新規構築することにしたのでした。

当初導入しようと思ってたのは、仕事で使っているのと同系統のドスパラ製64GBメモリ搭載Monarchなのですが、予算的に厳しいのと自宅に余ってる部品かき集めると、このMonarchの半額くらいで32GBメモリマシンが組めそうだったので、パーツから組むことにしました。

構築目標:

  • KVMによるVM複数台がそこそこ現実的な性能で運用できる環境
  • メモリは32GB以上
  • HDDは取り敢えず少なめで。外付けHDDの手持ちがあることと、同時稼働させる複数VMを同一HDDに格納するのは性能落ちそうな予感があるので、小容量を複数個買ったほうが良かろうと判断。
  • 仕事で扱っている機材もssh接続しかできない場所に置いてあるので、X Windowは動かさず、すべてSSH接続で作業する

購入したもの:

余剰部品の再利用:

  • ミドルタワーケース (メーカー失念。初代Core i7発売当時、i7機を組むために購入したもの。電源不調で交換済み)
  • Huntkey パソコン用ATX電源500W BK-5000
  • USBキーボード
  • GIGABYTE GV NX66256DP (グラフィックカード)
  • SATA 160GB HDD
  • RATOC Systems SA-DK2-U3R (1TB RAID1)

購入品はCore i7 4770を使う+32GB以上のメモリを載せることを中心に、そこそこの予算でなんとかしましょうという方針。

余剰品としては1TB RAID1の外付けドライブが唯一の戦略物資です。USB3.0接続できてLinuxで使えるRAIDユニットとしてはかなり安かったので以前購入していたのでした。今回はこれがメインのデータドライブとなります。

と言う感じで本日組立とホストOSとしてのCentOS 6.4インストールが終わったところ。