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さくらのVPS

Docker

dockerでphpを起動していたら `strtotime(): It is not safe to rely on the system's timezone settings.~` と怒られたときの対処

なんか毎回「あーはいはいOSのTZ環境変数設定してなかったねー」で済ましては改善せずに英文読み直すことになるのでメモ(最初から英文読め)。

以下を記述した php.ini をdockerイメージ内に配置。Dockerイメージ内既存のphp.iniを上書きしていないかどうかは事前に確認すること。

php.ini:

[Date]
date.timezone = Asia/Tokyo

Dockerfile:

COPY ./php.ini /usr/local/etc/php/

どっとはらい。

DockerのMySQLでRails環境を作っていたらハマったメモ。

Docker の mysql でMySQLサーバを起動して、Rails環境のほうが既存コードで開発環境でも一般ユーザを作ってDBアクセスする仕組みにしていたので、 MYSQL_DATABASE, MYSQL_USER, MYSQL_PASSWORD を使ってDBとユーザを自動で作らせようとしたのだけど…ハマった。

Rails側が app、DB側が db と思いなせぇ。

取り敢えずMigrationエラー出るのは承知でRails側を起動させ、アクセスしてみたところ、以下のエラーが発生。

app_1  | Mysql2::Error::ConnectionError (Access denied for user 'user'@'test_app_1.test_default' (using password: YES)):

もちろんパスワードとかは合ってる。アクセス拒否されたユーザ名のホスト名部分が test_app_1.test_default となっているのだけど、当初ここを「アクセス先」と誤認してしまい、 DBコンテナのホスト名がどこかで混線してる??? と考えてあちこち弄ったりデバッグコード仕込んでみたりして調べること、約1日。

ちがうよねー

これはアクセス元(app)のホスト名が、MySQL側に登録されていないので拒否られているのよねー。

で。気付いたので MYSQL_USER を user@test_app_1.test_default にしてみたり(これだと docker-compose run するたびにホスト名が変わるのでよろしくない)、 user@% にしてみたり(というか元々こうなる気がするんだが…)したのだけど、結局うまく行かず、面倒くさいので Rails 側のDBユーザ名を root に変えてしまいましたとさ。

どっとはらい。

…まあ、後々必要になりそうな気もするので、今度どのように書くのが良いのか、ちゃんと調べようかと(今はただRailsアプリの動作環境を作ってコーディングをせねばならぬ)

そんな平成最後の年度末。

Docker関連のメモ(O'reillyの「Docker」に見つからないものを中心に)

Dockerfile の ARG に対する値入力

--build-arg <変数名>=<値>

複数の場合は1つずつ。

--build-arg <変数名1>=<値> --build-arg <変数名2>=<値>

Docker外とDoker内で作業ユーザを一致させたい

この方法が本当に最適解なのかは分からないが。Doker内に既存の一般ユーザが居ない前提。

docker buildへの指定:

--build-arg USER_ID=`id -u` --build-arg USER_GROUP_ID=`id -g` --build-arg USER_NAME=`id -un`

Dockerfile内:

ARG USER_ID
ARG USER_GROUP_ID
ARG USER_NAME

RUN groupadd -g $USER_GROUP_ID $USER_NAME \
  && useradd -u $USER_ID -g $USER_NAME -m $USER_NAME

さらに作業ディレクトリVOLUMEを作業ユーザで使えるようにする

Dockerfile内:

RUN mkdir -p /mnt/work_dir_root/workarea
  && chown -R $USER_NAME:$USER_NAME /mnt/work_dir_root/workarea

VOLUME /mnt/work_dir_root

USER $USER_NAME

VOLUMEに書いたディレクトリ直接だと(マウントポイントなので)chownが使えないので、さらに一段掘って作業エリアとする。

オンラインの参考資料 (Docker ドキュメント日本語化プロジェクト)