Logical Rabbit.

さくらのVPS

USB3.0が相性問題っぽい原因でアクセス不能になったとき。

xhci-hcd モジュールをアンロードしてからロードすれば回復するっぽい。ちぃ覚えた。

具体的には CentOS 6.5 でのお話。USB3.0 は後付けの玄人志向 USB3.0R-P2H2-PCIE。Groovyの UD-3000SA でHDDを繋いだあたりで期限を損ねてしまい、以後は他の接続実績のあるUSB HDDを接続しても認識しない状態に。

OSリセットすべし、という情報もあったけど、それは何か負けのような気がする…というか別のプロセスで長時間かかる md5sum チェックをしていたのでリセットするわけにもいかず。どーせ何かを再起動すればいけるんじゃね? と色々あさった結論。

最初は usb_storage を再読み込みさせたけど、反応が変わらなかった。dmesgのエラーログを見ると、どうやらHUBあたりがエラーを起こしているっぽい。ていうかM/BのUSB2.0ポートは普通にUSBメモリとか認識するので、 usb_storage は悪くない、らしい。

usb_storage より下層の(ハード寄りの)部分ってなんだっけ? と漁った結果、uhciとかohciとかそのあたりよね、と。それっぽい名前を lsmod で探したところ、 xhci-hcd が見つかった。

"xhci-hcd" の正体を確認すべくググると、正体どころか "Bug 717633 - USB3.0 harddisk not working with xhci_hcd module " なんて記事が出てきたので、内容読むまでもなくあぁこれぢゃね、等と。

再読み込みにあたり念のためアンロードしたけど、USBまわりなのでアンロードと同時にUSBキーボードとか色々使用不能に陥る可能性を危惧(作業はssh接続してたけど)。予め sudo -v で認証も突破した上で、連続実行するように仕向ける。

$ sudo modprobe -r xhci-hcd ; sudo modprobe xhci-hcd

その後 dmesg 見たら認識しなかったUSB HDDも無事認識してマウントできるようになってた。