今本業のほうでKVMベースのVMを運用する仕事をやってるのですが、今までVMWareやWin7添付のVirtual PC、最近だとVirtualBoxは扱っていたものの、KVMはやってなかったので多々手間取ることに。
結論を言うとここ1週間ほどのたうちまわって仕事はほぼ終息したのですが、この手のものは日頃から弄っていないと忘れるのと、今後も似たような仕事をやる可能性が高そうだと思い、この機会に自宅サーバーを新規構築することにしたのでした。
当初導入しようと思ってたのは、仕事で使っているのと同系統のドスパラ製64GBメモリ搭載Monarchなのですが、予算的に厳しいのと自宅に余ってる部品かき集めると、このMonarchの半額くらいで32GBメモリマシンが組めそうだったので、パーツから組むことにしました。
構築目標:
- KVMによるVM複数台がそこそこ現実的な性能で運用できる環境
- メモリは32GB以上
- HDDは取り敢えず少なめで。外付けHDDの手持ちがあることと、同時稼働させる複数VMを同一HDDに格納するのは性能落ちそうな予感があるので、小容量を複数個買ったほうが良かろうと判断。
- 仕事で扱っている機材もssh接続しかできない場所に置いてあるので、X Windowは動かさず、すべてSSH接続で作業する
購入したもの:
- ASRock H87 Pro4
- Intel Core i7 4770
- Western Digital WD5000AAKX (500GB HDD)
- ADATA AD3U1600W8G11-2×2 (計32GB)
余剰部品の再利用:
- ミドルタワーケース (メーカー失念。初代Core i7発売当時、i7機を組むために購入したもの。電源不調で交換済み)
- Huntkey パソコン用ATX電源500W BK-5000
- USBキーボード
- GIGABYTE GV NX66256DP (グラフィックカード)
- SATA 160GB HDD
- RATOC Systems SA-DK2-U3R (1TB RAID1)
購入品はCore i7 4770を使う+32GB以上のメモリを載せることを中心に、そこそこの予算でなんとかしましょうという方針。
余剰品としては1TB RAID1の外付けドライブが唯一の戦略物資です。USB3.0接続できてLinuxで使えるRAIDユニットとしてはかなり安かったので以前購入していたのでした。今回はこれがメインのデータドライブとなります。
と言う感じで本日組立とホストOSとしてのCentOS 6.4インストールが終わったところ。